ギガビットのルーターで固定IPの接続を試みました。
これまでは100Mbpsのルーターで運用していたのですが、ギガビットのルーターを用いてスピードアップを図ろうと思いました。これまでの運用は問題なく作動していました。
CATVのインターネット契約では100Mbpsで8固定IPです。ルーターは100Mbpsのアイオーデータ製有線ルーターNP-BBRMを用いてきました。このルーターの場合、インターネット側の設定は手動で行い、「NAT(NAPT)」の設定を無効に、「UPnP」の設定を無効にしてやると、インターネット側の接続ができました。LAN側はDHCPを有効にして、設定します。うちの場合はxxx.xxx.xxx.40~47が割り当てられたので、40がネットワークアドレス、47がブロードキャストアドレス、残りが41~46です。このうち、ルーターのIPをxxx.xxx.xxx.41とし、DHCPのアドレス範囲は42~46とします。
この設定で、1台のサーバーと2台の小ルーターで運用していました。
今回購入したギガビットルーターは、同じアイオーデータ製有線ルーターで、上位機種のETG2-Rです。操作性など同じメーカーのほうが良いと判断しました。
ルーターをリセットして、LAN側をデフォールトにしたまま、WAN側を手動で設定をしてみたのですが、うまくいきません。ほぼあきらめかけたのですが、まあ一度やってみようと思い、自動設定のほうを試してみると、難なくつながりました。
次にLAN側を、DHCP有効にし、ここに割り当てられたIPに設定します。「UPnP」を無効にして、いよいよ接続テストです。うまくつながったようです。一時サーバーがうまくつながらないという現象がありましたが、サーバー側のiptables設定の問題だったので、設定しなおしたところ、これもクリアーできました。
もう大丈夫かと思ったのですが、今度は社内インターネットの動画のほうが10秒ぐらいで止まってしまうという現象が出てきました。どうやら、社内インターネット用のルーター(子ルーター)が100Mbpsのため、親ルーターがギガビットだと、スピードが追いつかない現象が起きているのではないかと思われました。
子ルーターもギガビットの商品を手配し、到着次第またテストすることにしました。
ギガビットの小ルーターを購入後の設定の苦労談義は次回に続きます。